東京メトロ東西線竹橋駅徒歩2分 2014年7月20日(日)拝見
東京都千代田区北の丸公園
東京国立近代美術館内
3階収蔵作品展
入館料420円
《 堅田(かたた)の一休 平福百穂 昭和4年 一夜を明かした 14.7.20撮影 》
平福百穂(ひらふくひゃくすい)は、秋田県出身で、日本美術院に入院するが、ロマン主義的歴史画とは対照的な自然主義的写生画を目指しました。
《 藤田東湖と橋本左内 島田墨仙 昭和13年 巧みな枯れた人物表現です 》
島田墨仙(ぼくせん)は、福井県出身で、橋本雅邦にまなび、文展などに歴史人物画を出品ました。
《 松に看瀑 松林桂月 昭和7年 激しくも穏やかな松です 》
松林桂月は、精緻で謹直な描写を基礎に、近代の写生画の流行を取り込みながら、漢籍、漢詩の素養に裏付けされた品格の高い作風です。
《 田家真味 小室翠雲 昭和5年 実りの豊かさを上手に表現です 》
小室翠雲は、栃木県出身で、中国の南宗画に由来する日本的解釈の江戸時代中期以降の南画家(文人画)の大家でもありました。
《 小黠大胆(しょうかつだいたん) 富岡鉄斎 大正9年 ダイナミック構図です 》
富岡鉄斎は、京都府出身で、座右の銘である万巻の書を読み、万里の道を往く、を実践し、日本各地を旅しました。
《 寒拾二士 小川千甕 昭和34年 カレンダーに出て的そうな万人受けです 》
小川千甕(せんよう)は、京都出身の男性です。日本画、洋画で入選を果たし南画に転じています。
《 虎穴図 水越松南 昭和27年 中国風で物語のある墨絵です 》
松南(しょうなん)は、兵庫県出身で、 富岡鉄斎に師事するなどして日本画から南画に転じました。
<評価 55クラス>
文人画は、中国において職業画家の画に対し、文人が余技として描いた絵画のことをいう。明代の画家・批評家が、職業画家を技法のみに拘泥するものと批判し、画家の内面性・精神性が表現されている文人の絵画を高く評価した。南画は、中国の南宋画に由来し、日本水墨画が運気の響き、風格・気品がいきいきと満ち溢れていることと、写意を第一とするのに対して、南画には加えて、逸品、逸格、去俗を重要視しました。
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