拝察 見返り美人図 肉筆浮世絵の美人画

 見返り美人図 肉筆浮世絵の美人画
 JR東北線上野駅徒歩9分 2012年9月21日(金)拝察
 東京都台東区上野公園13-9
 東京国立博物館本館1階展示室
 入館料600円


《 見返り美人図 菱川師宣 17世紀・江戸時代 巧みな均整です 12.9.21撮影 》

 菱川師宣(もろのぶ)は、浮世絵の確立者で美人絵づくしなど市井の女たちを描写した。



《 顔は美人でなく野暮ったい印象です 》

 見返り美人図は、紅色の地に菊と桜の刺繍を施した着物を身に着け、美しく見せる演出法として歩みの途中で後方に視線を送る姿で描かれた。日本の記念切手の代表的かつ高価な一点となった。



《 月下美人図 岡田玉山 江戸時代・18世紀 やわらかな着物です 》

 岡田玉山は、大坂の浮世絵師。美人図の丸顔の温雅な容貌はいかにも上方らしい。



《 立ち姿美人図 喜多川歌麿 18世紀 上から操った人形のような立ち姿です 》

 喜多川歌麿は、国際的にもよく知られ葛飾北斎と並び称される。繊細で優麗な描線を特徴とした。



《 月下砧打美人図 森玉僊 19世紀 砧(きぬた)で皺をのばします 》

<評価 60クラス>
 菱川師宣は、浮世絵の祖と称されます。 それまで絵入本の単なる挿絵でしかなかった浮世絵を、鑑賞に堪え得うる絵画作品にまで高めるという役割を果たしました。肉筆浮世絵は、通常、錦絵と呼ばれる浮世絵版画と区別して直筆の浮世絵を指します。

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック